自転車旅行に行こう!

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自転車旅行初心者の背中を押すブログ

更新停止中。ツイッターはちょくちょく見てます。(2015/8/6)

自転車旅行の計画の立て方

ここでは自転車旅行の計画の立て方について考えます。

日数について

初心者の人は何日ぐらいの旅行をするべきなのかという問題ですが、無難に行くなら最初は日帰りの旅行から始めて、次は一泊、その次は三泊程度・・・と少しずつ期間を延ばしていくのがいいでしょう。旅行の度に計画や荷物の積み方などを改善していけば、いざ北海道一周や日本縦断といった本格的な長期旅行をするときに万全の体制で挑むことができます。

ですがすぐにも本格的な旅行をしたいというせっかちな人や、トラブルを楽しみたいというチャレンジャーな人は、いきなり1ヶ月以上の長期旅行に行ってもいいでしょう。新たな必要品は旅先で買えばいいし、自転車の不調も旅先で直せますし、意外となんとかなってしまうものです。現にパンクの修理の仕方すら知らないで日本一周を始め、問題なく旅行を続けているような人も結構います。

暑すぎず、寒すぎない季節に走ろう

寒ければ多くの服装が必要になりますし、野宿やキャンプの際もより重装備が必要になります。寒さの対策を誤って非常に辛い目に遭ったり最悪命の危険に遭うこともなくはありません。ロードバイクに乗っている人も冬は外で走らないのが普通です。

また、暑ければ野宿やキャンプは楽になるものの、昼間に走るのは苦痛になりますし、熱射病で命の危険に遭うこともあります。寒すぎず、暑すぎない場所・季節が自転車旅行に向いているといえます。

とはいえ冬前に自転車旅行に行きたいと思いついた場合はしょうがないので、冬に行くしかありません。きちんと対策をとれば寒さも暑さも問題ではなくなりますので、暖かくなるまで自転車旅行がしたくて悶々とするぐらいなら、冬に旅行に行ってしまいましょう。

一日の走行距離と走行時間

一日に走れる距離は人それぞれですので、自分が走れる距離は実際に走ってみないとわかりません。計画を立てる前に実際に長距離を走ってみて、自分がどの程度走れるのかを見極めてから計画を立てましょう。できれば峠越えも体験しておくと、より現実的な計画を立てることができるようになるでしょう。

とりあえずの目安としては初心者なら一時間に10km、一日に50~100km程度走れると考えればいいでしょう。徒歩の速度は約時速4kmなので、どんなにきつい峠でも、また自転車が壊れてもその速度で移動できることも覚えておきましょう。

走行時間については初心者のうちは数時間で疲れ切ってしまうと思いますので、どの程度の速度でどの程度走れるのかを把握しておく必要があります。私が初心者の頃は平地を時速15kmで6時間ぐらい走ればヘトヘトでした。ある程度ペダリングスキルが向上すると無理せず走れば起きている間中ずっと走れるようになります。

参考:ペダリングの基本

コースの決め方

基本的には行きたいところに行けばいいのですが、特に行きたい場所が決まってない人もいると思いますし、初心者に優しい場所や厳しい場所というのもありますので、ここでは旅行の行き先やコースを決める方法を解説します。

初心者には北海道がおすすめ

もし特に行きたい場所が決まっておらず、夏頃に一週間以上の期間で旅行をするつもりなのであれば、北海道に行くことをおすすめします。北海道が自転車旅行初心者に向いてる9の理由でも書いた通り、北海道は様々な面で自転車旅行初心者に優しく、また走っていて楽しいです。市街地や工業地地帯ばかりで交通量の多い道だらけの東京・大阪間の海岸沿いの旅行のなどに比べれば天と地の差があると思います。

とはいえ自転車旅行のコースの好みには個人差が激しく、中には北海道の自転車旅行を辛かったり退屈だったり感じる人もいるので、必ずしも楽しめるとは限らないのですが・・・

私は走ったことはないのですが、話を聞く限り九州の海沿いの一周は北海道一周に準ずる走りやすさ・楽しさがあるようです。現在住んでる地域によっては九州を初めての長期旅行の場所に選んで見るのもいいでしょう。

初心者は主要国道を走ろう

例えば東京・大阪間を走るときなどは、主に主要国道の国道1号を通って行く道と、もっと内陸の山間部の道を通っていくルートがあります。

主要国道から外れた道はコンビニや道の駅、ネットカフェなどの宿泊や食料補給などをできる場所が少なく、また道に迷うことも増えてくるため、妥当な計画を立てたりトラブル対処をしたりできない初心者は大変な目に遭うことが多いです。また、主要国道はなるべく標高が低く起伏が少ない場所に作られているため、走るのも楽です。

確かに主要国道は交通量が多く、場所によってはかなり危険だったりしますし、景色もあまり面白くないことが多いのですが、それらを考慮してもやはり初心者は主要国道を基本に走った方が無難なのではないかと思います。

主要国道から逸れる場合も、山間部よりは海沿いの方がコンビニや道の駅などの施設が多く、起伏も少ないことが多いです。

たまには峠を越えよう

土湯峠 土湯峠
峠道は大抵静かです

主要国道が初心者向けだとはいいましたが、もし一週間以上など長期の旅行をするならば、その間に峠の一つも超えないのでは自転車旅行の醍醐味を失うことになると私は思います。きつい登りを登り切ったときの達成感、どんどん変わっていく景色、下りの爽快感などは自転車旅行の最大の楽しみの一つだと言えるでしょう。

主要国道を通った場合、例えば東京・大阪間の旅行なら丁度箱根峠があっていいのですが、東京・青森間の旅行だと素晴らしい山がばかりの東北を通ってるのにも関わらず峠らしい峠を越えずに旅を終えてしまうことになります。それでは勿体ないです。

初心者のうちは峠を越えるのにかかる時間がわからなくて不安でしょうが、朝早く峠を登り始めるようにすればいくら時間がかかっても峠を下り終える前に日が暮れるということはないので、不安を感じることはないでしょう。

Googleマップやルートラボを利用しよう

Google マップ – 地図検索ルートラボ – LatLongLabを利用するとルートやそのルートの距離などを調べることができます。この二つではGoogleマップの方が動作も軽く使いやすいですが、ルートラボは標高差を調べられるので、適宜両方利用します。

Googleマップを使うときは、ルートを設定した後に車のアイコンを選び、「オプションの表示」をクリックし、高速道路と有料道路を使わない設定にしましょう。これで大体の場合は自転車で通れるルートになりますが、自転車通行禁止の道が含まれている場合があるので注意してください。

ルートラボはアクセスしたら「ルートを描く」を選びましょう。Silverlightというソフトのインストールを求められることがありますが、インストールして問題ありません。画面が小さいときは地図のすぐ左中央の「<<」というマークをクリックし、地図のした中央の二重線のマークをドラッグすると拡大することができます。ルートを調べるだけならログインの必要はありません。

他にもルートを調べられるサービスはありますが、この2つのサービスほどに使いやすいと感じたものはありませんでした。

ツーリングマップルも活用しよう

ツーリングマップルは観光スポットの他、走るのにオススメの道が記載されています。これはオートバイ向けなのですが、私の感覚としてはこのオススメの道情報は自転車で走っても気持ちいい道であることが多く、これまでもこれのおかげでたくさん楽しい思いをしてきました。是非活用しましょう。

サイクリングロードについて

全国各地にはサイクリングロードと呼ばれる道があります(参考:大規模自転車道(国土交通省)。しかしサイクリングロードは道が悪かったり遊歩道と化していたりすることが多く、コース選びの際に考慮する価値のある道はあまりありません。

ただししまなみ海道、大分県のメイプル耶馬サイクリングロード(廃線跡に作られた自転車道)など一部の道路は観光サイクリングコースとして定番になっています。。(参考:おすすめのサイクリングコース 何でもランキング (日本経済新聞社))また、東京周辺の移動手段としてもサイクリングロードは有用です。他の都市の場合はよく知りません。

定番サイクリングスポット

定番サイクリングスポットとされている場所はやはり走ってみると格別です。コースに是非組み入れるべき定番サイクリングスポットを紹介します。

八幡平アスピーテライン 八幡平アスピーテライン
息をのむような絶景が続きます
八幡平アスピーテライン(ルートラボ
岩手・秋田県間の山岳道路。最高点は標高1560m。
蔵王エコーライン(ルートラボ)
宮城県・山形県間の山岳道路。最高点は標高1432m。
磐梯山ゴールドライン・レークライン・スカイライン(ルートラボ
連続で走ると約75km・獲得標高登り約2000m・最高点標高1600m。
ビーナスライン(ルートラボ
長野県茅野市から美ヶ原高原までの道。約70kmです。
乗鞍スカイライン・エコーライン(ルートラボ
頂上は標高約2700mで、自転車で行ける最も標高の高い場所です。
琵琶湖一周
約180kmです。
淡路島一周
約150km。
しまなみ海道
四国・本州間を瀬戸内海の6つの島を経由して橋で渡る道。約70kmです。
やまなみハイウェイ(ルートラボ
別府から阿蘇への県道。約60kmです。

景色のいいところは標高が高いところが多いです。自転車旅行の重装備でこういった山に登るのはキツいですが、登る人は登ります。早朝に山の麓から出発し無理をせず自転車を押して登れば、初心者の人でも余裕を持って標高差1000m以上の山岳道路を楽しめるでしょう。

サイクリングコースを紹介した本を活用する

私はツーリングマップルを除けばサイクリングコースガイドのような本を買ったりはしないのですが、山と渓谷社の関東周辺スポーツサイクリングコースガイドという本は本格的でかつ走って楽しいルートが紹介されていて、標高や補給スポットなどの実用的な情報も多く、結構使えました(絶版のようですが)。中々ネットを探してもこの本のように体系的にサイクリングコースを紹介したサイトというのはないので、ネット全盛の今でも本が役に立つことはあると思います。

こういった類の本の中には一般人向けでスポーツ自転車乗りにはぬるすぎるコースをしょうかいしているものや、内容がエッセイで実用性のないものもありますので、必ず中身を確認してから買いましょう。Amazonの本は中身検索ができることも多いので活用しましょう。

サイクリングコースを紹介した本をAmazonで探すときは「サイクリングコース」などで検索したり、商品ページの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」の項目を参考にするといいでしょう。

ニッポン快走サイクリングコースという本は上記で紹介した定番サイクリングスポットが大体網羅されていて、標高や路面の状態などの実用的な情報も掲載されているので役立ちそうです。

気ままな旅をするために

自転車旅行者のの中には思い立ったその日に自転車屋に行き、自転車を入手したその日に日本一周に出発してしまうような人もいます(実際日本一周旅行者にはそういう人が多いです)。登山などだったらそんな無計画に行えばすぐに命の危険にさらされてしまいますが、自転車旅行の場合は大した危険はなく、実際無計画に日本一周を始めたような人も問題なく日本一周を続けています。そういう気ままな旅というのはいいものですし、憧れる人も多いでしょう。

気ままな旅をするにあたって完全に無計画に旅行に行くのもいいのですが、やはりある程度の準備はしておいた方が快適に旅ができるでしょう。最低限の準備としては野宿の覚悟をすることと、輪行の準備をしておくことが重要ですので、それらについて解説します。

野宿の覚悟をしよう

宿を事前に予約したり、泊まる宿を決めて旅行をすると、宿に早く着きすぎる、宿に夜遅くなって到着する、途中で寄り道をしたくてもできないなどの不都合が起き、旅は非常に窮屈なものになってしまいますし、旅の計画を立てるのも大変になるでしょう。

そこで最初から野宿を予定しなくても、宿は現地で探すことにして最悪野宿にするということにすれば、そういった窮屈さからは解放され、旅の計画を立てるのも楽なものになります。

確かに女性の方には難しいですし、不安に思う人も多いでしょうし、実際に危険がゼロというわけでもないですし、道徳的に褒められたものでもないこともわかっているのですが、それでも野宿をする覚悟があるとないとでは、自転車旅行の楽しみが圧倒的に変わってしまいます。

野宿は最初は不安でもすぐ慣れますので、恐れることなくチャレンジしてみましょう。

野宿場所としては道の駅が利用されることが多く、お金のない学生日本一周などが旅行者は道の駅での野宿を基本にして旅行しているのをよく見ます。道の駅は主要国道沿いにあることが多いので、この点でも主要国道沿いはやはり初心者向けといえます。

もちろん野宿は公に認められてることではないので、誰にも一切迷惑をかけないように行うべきなのは言うまでもありません。

ちなみに北海道の場合はキャンプ場やライダーハウスが大量にあるのでテントを持って行けば野宿の覚悟はしなくても大丈夫です。

輪行の準備をしておこう

野宿と並んで旅の自由気ままさを確保するために重要なのが輪行です。輪行ができればいつでも電車やタクシーで安全なところに行けますし、旅行の期間が定められていても無理に自走して帰宅する必要がありません。

走りたい場所に電車などで行く場合はもちろん、使う予定が全くなくても輪行の準備ができていると精神的に余裕が生まれることでしょう。

輪行は電車が来ないところでは高額なタクシーを呼ぶ必要がでてきますし、電波が届かず民家などがない場所では電話ができず、完全に輪行が不可能になります。コースを決める際は電車が通る場所か、電話ができそうな場所かも考慮しましょう。この点でも主要国道沿いはほとんど安心です。


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“自転車旅行の計画の立て方” への1件のフィードバック

  1. Nathalia より:

    It’s much easier to unsadrtend when you put it that way!

Nathalia にコメントする